社長メッセージ

ダイキンMRエンジニアリング株式会社
代表取締役社長
鶴田 幸大
エンジニアリング企業の財産は、「人」
チーム力を高める新戦力に期待します。
海にも都会の暮らしを
船舶用の空調・冷凍エンジニアリング企業
当社は、船の空調や冷凍に必要なシステムの調達・設計・施工を行うエンジニアリング企業です。扱う船の種類は幅広く、タンカーや貨物船などの輸送船、警備艇などの官公庁船、高度な技術力を要する豪華客船、さらには船に限らず最近では洋上風力発電設備なども手がけています。いわば、「海の空気をつくる会社」として、国内シェア約半分を占めるリーディングカンパニーです。

地球環境を守りつつ、拡大し続ける世界の物流を担う社会的使命
グローバル化が進む中、国際間の物流量は拡大しています。そしてその約7割は海上輸送。つまり物流のほとんどは飛行機でも車両でもなく、船舶が担っています。その船で働く人たちの労働環境を整える。海の上・船の中でも、街中での生活と同様に快適な環境をつくる。世界の物流を支える人を支える。それは私たちの大きな社会的使命の一つです。
同時に、いかに船舶数や輸送量が増えようとも、地球環境を汚すことがあってはなりません。地球環境への負荷が少ない冷媒(フロン)の省エネ技術の採用なども進めています。
ダイキングループならではの技術力と独自のエンジニアリング力
こうしたグローバルなスケール感と視座を持った事業を展開できるのも、当社が世界トップの空調機器メーカーであるダイキングループの一員だからこそ。ダイキンが進める最先端の研究や製品開発は、そのまま当社でも応用・転用することができます。
その強固な事業基盤の上に、当社ならではのエンジニアリング力=技術力を持って、一隻ごとに異なる「その船に最適な空気づくり」を叶える。こうして高い付加価値を生み出すことができるのが、当社の最大の強みです。

人を基軸におく経営

従業員のキャリアを見据えた教育制度と考課制度で個人の力を最大化
「人を基軸におく経営」。これは、ダイキンが1924年の創業以来、100年以上に渡って受け継いできた企業文化で、もちろん当社にも息づいています。ただし、当社の最大の商品は「均質な製品」ではなく、「一隻ごとに異なる最適な空気づくりを実現するチームワーク」です。人を基軸におく経営を念頭に置きながら、こうした高い付加価値を提供できる人材育成をめざして、各種の教育制度や考課制度を整えています。
一人ひとりが豊かに生きるためのワークライフバランスを!
私は、働く時間は、家族と過ごす時間や趣味に没頭する時間と同様に、豊かな人生を送るための重要な要素の一つと考えています。それはどれか一つを優先するものではなく、どれかが欠けても成り立たない。すべてがそろって人生がより豊かなものになる。それがまさに「ワークライフバランス」です。
当社では、ここ数年、徹底した働き方改革を進めてきました。その成果は、平均残業時間の減少、有給休暇取得率の増加という形となって表れていると自負しています。

求める人材と新戦力への期待

エンジニアリング力を最大化するのは「チームワーク」
繰り返しになりますが、当社の最大の商品は「エンジニアリング力」です。そしてそれを最大化するのは、チームワークです。船一隻の空調システムとしてお客様にお届けするには、ビルの空調工事同様の時間と労力がかかります。予算や工期に応じた機器の選定や調達、それらを最適に設置・稼働させるための設計、安全で安定的な運転を可能にする現場工事。そしてそれらのすべてを円滑に進めるプロジェクト管理や、さらにはメンテナンスまで。自分の担当領域を高度化・専門化することはもちろんですが、リレーのバトンのような「潤滑なつながり」が不可欠です。
前工程の人からのパスを上手に受ける。次の工程の人へ上手にパスを出す。私たちが求める人材は、「One for All, All for One(ワンフォーオールオールフォーワン)」精神でチームワークを発輝できる⽅です。
常にプラスαの改善と実行を!
手を挙げれば、そこにチャンスがある。
「新しい何か」を生みだし、実装・実行できる行動力も必要です。
当社は、2008年に設立された会社で、若手社員も多く活躍している企業です。「新入社員だから、若手だから」といった見方をする先輩はおらず、むしろ多くの人は「早く戦力になってほしい」と期待しています。本人の希望と意志があれば、営業・設計・工事間の異動も相談の上で決めています。また、船舶に関わるビジネス自体がグローバルなので、海外赴任や海外業務の経験を積めるチャンスもあります。
手を挙げればそこにチャンスがある。それも当社の大きな魅力の一つです。
